禁酒の日
今日はアメリカで禁酒法が制定された日で禁酒の日だそうです。
そんなことで、今日は、お酒の健康への影響について、お話ししようと思います。
「酒は百薬の長」という言葉があります!これは本当でしょうか?
では、飲酒のメリットから、ご説明いたします。
例えば、日本人に多い脳梗塞は、飲酒経験がある人の方が少ないといわれています。アルコールで血栓を作る血小板の機能が落ちるので、脳梗塞のリスクが減るのです。その他にも、下記のようなメリットがあります。
★HDL-コレステロール(善玉コレステロール)増加
★末梢血行改善(冷えを改善)
★ストレスを解消
それでは反対に、お酒による悪影響とは、なんでしょうか?
例えば、食道から大腸までを含む消化管の悪性腫瘍に関しては、飲酒によりリスクが増加する傾向があります。また、飲酒直後は血管が拡張するので、血圧が下がりますが、長期的に見ると高血圧の原因にも、なってしまいます。
気になる総死亡率で言うと、飲酒しない場合と比較して、日本酒換算で3合までの飲酒の習慣がある人は死亡率が低下し、4合(4単位)を越えて飲酒する習慣がある人は増加する傾向があります。
どんなによいお酒でも、飲みすぎは体に悪影響。また、適度な飲酒がよいからと、元々飲酒習慣がない人やアルコールに弱い人が無理に飲酒をしても、より健康になれるとはかぎりません。
お酒は適量に飲むくらいなら良さそうですが、皆さんも飲み過ぎには注意してくださいね♪
足庵銀座店 2014.01/16