コリの原因
コリの3大原因
・仕事の後は肩が重い。
筋肉は疲れると硬くなります。1日中のデスクワーク、長時間の運転で、肩こり・腰痛を感じたという経験はありませんか?そんな時、筋肉の中では酸素が不足し、乳酸等が作られています。すると筋肉は硬くなり、コリやだるさを感じるのです。つまり、同じ姿勢を続けたり、特定の筋肉ばかり使い続けることが、コリの原因の1つです。
・血のめぐりも肩こりに関係している?
血行不良は筋肉をさらに硬くする原因になります。入浴やマッサージで肩こり・腰痛がラクになることはありませんか? 血のめぐりが良くなると肩こり・腰痛も改善される。このような肩こり・腰痛の原因としては、血行不良が考えられます。疲れて硬くなった筋肉が近くを通る血管を圧迫し、血のめぐりを悪くしてしまいます。すると筋肉の中に発生した乳酸等が流れていかず、筋肉内にたまってしまいます。また、筋肉にとどく酸素の量も減り、さらに乳酸が作られ、筋肉が硬くなります。そうすると、ますますコリを感じるようになります。
・こるところがいつも同じなのはなぜ?
そこの末梢神経が傷ついているからかもしれません。もんでもよくならない、ジーンとする、いつも同じところがこる、そんな経験はありませんか?そのようなコリの原因には末梢神経(*)の傷が考えられます。疲れて硬くなった筋肉や、たまった乳酸等の刺激によって、近くを通る末梢神経は圧迫されたり、傷ついたりします。末梢神経は、それ自体が痛みやしびれを脳に伝える神経であるため、圧迫されたり傷つくと、その場所がジーンとしたり、違和感が生まれたりします。それがコリや痛みとして感じられるのです。(*)末梢神経は、脳や脊髄以外の全身に張りめぐらされた神経のことです。
2014.10.25 銀座足庵